みんな、世界中で生きているうちに一度は行ってみたい場所はどこだろうか?
ということを一度は考えるだろう。
とある時期に私たちは、生きているうちに世界の全てを眺めることは無理なのだと気づく。
そのくらい世界は広く、私たちは恐らく世界の何億分の一の部分しか見ること、知ることをせずに死にゆくものなのだということに気づく。
だからこそ、生きているうちに行ってみたい場所のリストを充実させることを考える。
昨年から今年にかけ、私はこの雑誌に何度となく救ってもらった。
風の旅人
「時と命」の号の田口ランディさんの
「死のカード」
というエッセイがある。
あるイタリアのコミュニティから持ち帰られたタロットカードから、
ランディさんの前に出てきたのが
「死のカード」であったというお話。
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ダマヌールというのはイタリアの北部にある、ユニークなコミュニティを指す。
宗教的、思想的な背景をもつ団体ではなく、一つの村に芸術、エコロジー、教育、精神、ヒーリング、オーガニック食品の生産等をテーマにした様々な施設が点在するヨーロッパ最大のコミュニティで、イタリア政府公認の下で運営されており、現在は600名ほどがそこで共同生活をしているという。
いわば、新しい社会モデルの実験地だ。
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このエッセイを読んでから、私は生きているうちに、このイタリアのコミュニティにどうしても行ってみたいと思い始めた。
もうすぐイタリアへと旅立つ知人に、このコミュニティについて聞いてみてください、というメールを送ってみる。
イタリアと聞くと必ずこのコミュニティのことを思い出す私。
記憶の構造はたぶん、バカの一つ覚えだと思うのだけど、
でもきっと、そこには何かがある気がする。
この人生があるうちに、行ってみたい場所。
2009年9月7日月曜日
2009年9月6日日曜日
気持ちの整理。
いつもと違うところで寝ると、違う夢を見る。
私にとって我が家での睡眠は日常の中に組み込まれてしまっており、休日にも関わらず無駄に朝早く目覚めてしまう。
週末はある人の追っかけで(笑)関西に行ったのだけれど、転がり込ませてもらった家でびっくりするくらいゆっくり寝てしまった。
そしてびっくりするくらい、最近見ていなかった夢を見た。
もうどうでもいいと思ったことを、私の潜在意識はしつこく掘り出そうとしていて、多分普段の私なら、そんな自分自身を哀れんで泣いていたところだけど、今日は大丈夫だった。
自分を哀れむ自分の、もう一つ上に視点があって、大丈夫だよと抱きしめて上げたいと思っている自分がいた。
気持ちを整理するとはこの事なのかもしれない。
蓋をしてみたり、どこかに隠してみたりするんじゃなくて、本棚の、しまうべきところに本をおさめるような感じなのだと思う。
気持ちのいい夜。今日は月も美しい。
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