2010年8月24日火曜日

28歳

あれは確か、卒論を書いていた頃に先輩(女性)が言ってた。

「女はね、28歳のときに転機を迎える人が多いのよ。
そんな統計は探しても無駄なことは知っているけど、
少なくとも私の周りでは、そういっている人が沢山居るんだもの。」

「転機」というのがプラスのことだけを指す言葉ではないことは、百も承知です。
でもそういうものが欲しくて、私はずっとそういうものが欲しくて。

暗いところから光を見る、そのときの快感を、人はなかなか忘れることが出来ないのだと思う。
本当は、暗いところに落ちていく不安な感じとか、底のほうの生き辛さとか、足に絡み付いてくる冷たいものとか、そういう「厄介なもの」と一緒に、いや、「厄介なもの」全てを受け入れた後で、やっと光はやってくるのに。

母曰く、「忘れる」という人間の生存に欠かせない能力をしっかりと行使して、
私は、暗いところでもう一度光を見たいと思っている私に気づく。

誕生日から早1ヶ月以上。
私の数え年28歳もこうして終わっていくのかな。
来年もそんなことを呟きながら、相変わらず「暗いところから光を見たい」とかいっているんでしょうか。

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